Don’t Starve Togetherの世界は地表だけにとどまりません。洞窟を有効にすると、サーバーに地下バイオーム全体が追加されます。深層ワームの襲撃や突発的な地震、地表には存在しない地形が地下でプレイヤーを待ち受けています。
洞窟は単一の設定項目を有効にするだけでは機能しません。メインサーバーに2台目のDon’t Starve Togetherサーバーをシャードとして連携させる必要があります。この2台目のサーバーが地下マップを生成・実行します。このNitradoガイドでは、連携の設定方法、必要な設定ファイルの編集、洞窟が正常に動作しているかの確認手順を解説します。
洞窟を追加するには、2台の独立したDon’t Starve Togetherゲームサーバーが必要です。1台はプレイ用のメインサーバーとして残し、もう1台は地下マップの生成とホストを行う洞窟専用サーバーにします。ゲーム内に直接洞窟を有効化する機能はないため、2台のサーバーをシャード連携する方法が唯一の手段となります。
サーバー同士を接続するクラスタートークンは、Kleiアカウントから取得します。ゲームリストにDon’t Starve Togetherがあるアカウントでログインしてください。両サーバーは同じクラスタに属するため、1つのトークンでカバーできます。生成は一度だけで問題ありません。
洞窟サーバーの設定を行うと、そのサーバーの既存ワールドが置き換わります。残したいセーブデータがある場合は、事前にワールドのバックアップを取得してください。
本ガイドの手順を含め、設定変更を行う前には両方のサーバーを停止しておくことを推奨します。
Kleiアカウントからクラスタートークンを取得し、Nitrado Web Interfaceで両方のサーバーに入力します。

両方のサーバーの「クライアント トークン」にSteam64IDも入力してください。確認方法が不明な場合は、NitradoのDon’t Starve Togetherのトークン作成ガイドで詳しい手順を確認できます。
次に、両方のサーバーの「設定」>「全般」にある「シャード」セクションからシャードモードを有効にします。
マスター IPとマスター ポートにより、両サーバーがマスターサーバーを指定します。連携を機能させるにはクラスター キーが両方で一致している必要があり、シャード名は各シャードが識別用に使用するラベルとなります。

各サーバーを初めて起動します。新しく作成したDon’t Starve Togetherサーバーは、初回起動時にクラスターファイルを生成します。ファイルを編集する前に、両方のサーバーを少なくとも1回起動させる必要があります。
両サーバーの起動が完了したら、いずれかのサーバーで「ツール」>「ファイルブラウザー」を開き、Cluster_1フォルダを確認します。自動生成された以下の項目が表示されます:
saveおよびbackupフォルダを保持するMasterフォルダMaster内に自動生成されたserver.inicluster.iniおよびcluster_token.txt
作業を続ける前に、再度両方のサーバーを停止してください。サーバーは起動時にこれらのファイルを読み込むため、サーバー稼働中に変更を加えるとゲームによって上書きされる可能性があります。
シャード設定を行うことで、両サーバーのcluster.iniには適切なマスター IP、マスター ポート、クラスター キーが自動的に書き込まれるため、そのファイルを直接編集する必要はありません。ただし、シャード設定だけではシャードモードは完全に有効化されません。各サーバーのserver.iniファイルにも小さな[SHARD]ブロックを追加しなければ、2つのサーバーは連携しません。
各サーバーに自動生成されたserver.iniには、現在[ACCOUNT]セクションのみが存在します。その下に[SHARD]ブロックを追加するだけで設定は完了です。Nitradoはコマンドライン経由でサーバーポートを渡すため、このファイルに個別のネットワークやSteamの設定を追加する必要はありません。
メインサーバーで「設定」>「設定ファイル」に進み、server.iniを開いて、既存の[ACCOUNT]セクションの下に以下のブロックを追加します:
[SHARD] shard_enabled = true is_master = true name = Overworld id = 1 bind_ip = 0.0.0.0

洞窟サーバーでも同様にserver.iniを開き、代わりに以下のブロックを追加します:
[SHARD] shard_enabled = true is_master = false name = Caves id = 2
両方のファイルを保存します。
洞窟サーバーが停止している状態で「ツール」>「ファイルブラウザー」を開き、dontstarve/storage/config/Cluster_1/Masterに移動します。「新しいファイルを作成」をクリックし、ファイル名をworldgenoverride.luaにして、内容を以下のように設定します:
return {
override_enabled = true,
preset = "DST_CAVE",
overrides = {
task_set = "cave_default",
start_location = "caves",
},
}

task_setとstart_locationは必ず上記通りに指定してください。洞窟サーバーが過去に一度でもメインサーバーに接続しており、このテーブルが空のままだと、ゲーム側でファイルが再書き込みされます。その際、地上用のタスクセットを含む共通ワールド設定で上書きされてしまい、洞窟の生成に失敗します。このファイルは必ず洞窟サーバーが停止している間に編集してください。
前手順で設定した内容を反映させるため、洞窟ワールドを再生成します。再生成されるのは洞窟ワールドのみです。メインサーバーの既存のワールドはそのまま保持されます。
saveフォルダを削除します。「このファイルまたはディレクトリを削除しますか?」と表示されたら「はい、削除します」をクリックします。saveフォルダが消えたことを再確認します。サーバー稼働中にsaveフォルダを削除しても、終了時にサーバーによって再書き込みされるため意味がありません。必ずサーバーを停止させてからフォルダを削除し、削除されたことを確認してからサーバーを起動してください。
リセットが成功すると、マップ生成完了時にログへ「Done cave map gen!」と記録されます。その後、ログ上でシンクホールのポータルが「disabled」ではなく「active」として認識されます。
両方のサーバーが起動したら、メインサーバーの「情報」>「ログファイル」を開き、次の2行を探します:
[Shard] Secondary Caves(2) ready! World 2(Caves) is now connected
起動直後に「[Shard] Connection to master failed. Waiting to reconnect…」という行が表示されることがありますが、これは正常な動作です。洞窟サーバーは数秒以内に再接続を試みますので、エラーと判断する前に少しお待ちください。
次にゲーム内で確認を行います。Don’t Starve Togetherサーバーに接続し、シンクホールに飛び込んでみましょう。

到着する場所は、木や草が生えて鳥のさえずりが聞こえる日の光が差し込む入口エリアで、地表によく似ています。これは想定通りの仕様であり、失敗ではありません。地下を進み、青空ではなく岩のリングに囲まれた時計があることを確認してください。それが洞窟内にいることの証拠です。

シャードが連携され、洞窟ワールドが生成されると、メインサーバーのシンクホールが地下へと繋がるようになります。仲間と一緒に地下へ飛び込み、深層ワームの襲撃や突然の地震、地上には存在しない特別な地形を体験しましょう。メインサーバーの元のワールドはそのまま維持されるため、みんなで築き上げた拠点が消える心配はありません。
仲間を集め、暗闇を照らす明かりを持って、最寄りのシンクホールへ飛び込みましょう!